$ chmod 許可 対象ファイル
許可の部分には誰、操作、何を指定します。
「誰」の部分には
u(user:所有者)
g(group:グループ)
o(others:その他)
a(all:全員)
を組み合わせて指定。
「操作」の部分には
+(許可を加える)
-(許可を取り除く)
=(設定をリセットしてから、許可を設定する)
のいずれかを指定。
「何」の部分では
r(read:読取り)
w(write:書込み)
x(execute:実行)
を組み合わせて指定。
例
$ chmod ug-w,a+r test.txt
所有者とグループから書込み許可を除いて、全員に読取り許可を与える。
$ chmod a=x test.txt
許可情報をすべてリセットしてから全員に実行許可を与える。
数字を用いた許可情報の設定
400 所有者の読取り
200 所有者の書込み
100 所有者の実行
40 グループの読取り
20 グループの書込み
10 グループの実行
4 その他の読取り
2 その他の書込み
1 その他の実行
例
所有者にだけw,r,xの許可を与える
$ chmod 700 test.txt
400 所有者の読取り
200 所有者の書込み
+ 100 所有者の実行
700
全員にrの許可だけを与える
$ chmod 444 test.txt
400 所有者の読取り
40 グループの読取り
+ 4 その他の読取り
444
$ chmod 000 test.txt (許可なし)
$ chmod 111 test.txt (実行許可)
$ chmod 222 test.txt (書込許可)
$ chmod 333 test.txt (書込と実行許可)
$ chmod 444 test.txt (読取り許可)
$ chmod 555 test.txt (読取りと実行許可)
$ chmod 666 test.txt (読取りと書込許可)
$ chmod 777 test.txt (読取りと書込と実行許可)
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